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口腔機能低下症とは?その原因と治療方法について

□ 硬い物が食べにくくなった
□ 汁物を飲みときに時々むせるようになった
□ 口の中が乾くようになった
□ 薬を飲み込みにくくなった
□ 活舌が悪くなった
□ 食事をするのに時間がかかるようになった
□ 食べこぼしをするようになった
□ 食後に口の中に食べ物が残るようになった

皆さんの中に、このような事が増えてきたら、それは口腔機能低下症かもしれません。口腔機能低下症は、加齢などにより口腔内のさまざまな機能が衰えることで起きる症状のことを指します。食べることの楽しみが減ったり、健康状態に影響を及ぼしたりするため、早期発見と適切な治療・対策が重要です。

このページでは、口腔機能低下症の原因から治療方法、予防までをわかりやすく解説します。

口腔機能低下症とは?

口腔機能低下症は、加齢や生活習慣の乱れ、病気などによって、咀嚼(そしゃく)・嚥下(えんげ)・発音などの口への機能が衰える状態を指します。これにより食事の嚥下困難、発話の不明瞭、口腔内の乾燥や病気の増加など多岐にわたる影響が出現します。

発生の原因

原因は多様ですが、主に加齢による身体機能の衰え、不適切な歯科治療、疾患によるもの、摂取する薬剤の副作用、不十分なオーラルケアなどが挙げられます。特に高齢になると全身の筋力の低下とともに、口腔内の筋肉も衰えが見られ、これが原因で発生するケースが多くなります。

治療方法とそのメリット・デメリット

治療は原因に応じて様々ですが、基本的には以下の方法が取り入れられます。
  • 歯科での口腔ケア:プロの清掃により口腔清潔を保つ。
  • 咀嚼・嚥下機能のリハビリテーション:専門家による適切なトレーニングで機能改善を図る。
  • 適切な歯科治療:入れ歯の調整や、必要であればインプラントなどによる機能回復。
メリットとしては、口腔機能の改善により、食事がしやすくなり、発音が明瞭になるほか、精神的にもポジティブな影響が見られます。デメリットとしては、特に口腔ケアや入れ歯、インプラントには費用がかかる点、リハビリテーションには時間が必要となる点が挙げられます。

また、歯科医院でも検査や指導、トレーニング、そして管理を行うことで機能回復を図ることが可能です。(保険適用)

予防方法

口腔機能低下症の予防には、日々のオーラルケアが非常に重要です。特に以下の点に注意しましょう。
  • 定期的な歯科検診:隠れた口腔疾患の早期発見と治療が可能です。
  • 適切な歯磨き:プラークの除去と虫歯、歯周病予防につながります。
  • 健康的な食生活:バランスの良い食事に加え、適度な硬さの食材を取り入れることで咀嚼力の維持に役立ちます。

まとめ

口腔機能低下症は、一旦発生すると生活の質を大きく損なう可能性があります。しかし、正しい知識と適切なケアで予防や改善が期待できるため、日頃からのオーラルケアの重要性を再認識し、必要であれば早めに歯科医院へ相談することが大切です。ライフスタイルに合わせた治療や予防策を一緒に考え、より良い口腔環境の維持を目指しましょう。

たなべ歯科・矯正歯科でも口腔機能低下症の検査及び、改善のための指導を行っていますので、気になる点などありましたら、お気軽にご相談下さい。