日本人は、歯に不具合がないと歯科医に行かない人が多いです。歯が痛くても我慢し治療を先延ばしする人も少なくありません。歯科受診の中心が、メインテナンス(検診)のアメリカやスウェーデンでは、歯が痛くなくても歯科医に行くのです。
この違いの現れとして、2012年の厚生省国民健康白書統計にある、80歳の残存歯数が挙げられます。
同じ80歳でも、日本では多くの人が入れ歯になり、スウェーデンでは、自分の歯で食事を楽しめているのです。
メインテナンス次第で、80歳で20本の歯を残すことは可能です。他の国で80歳になっても自分の歯で噛めるように、日本でも歯を守るためにメインテナンスを定期的に受けることが大切です。
80歳の残存歯数国名 | 残存歯数 |
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スウェーデン | 20本 |
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アメリカ | 13本 |
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日本 | 9.8本 |
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